Short Column

プラセンタ、解明された新事実

ヘパリン硫酸が、プラセンタエキスの「細胞増殖因子」を守り薬理作用を発揮させます。

細胞が喜ぶ薬理作用

皆様は、プラセンタの広範囲な薬理作用をご存知かと思います。
ただ、プラセンタエキスに含まれている「どの成分」が「どの様」なメカニズムで効果を発揮するのかは、完全に解明されている訳ではありません。

現時点での有力な説は、プラセンタに含まれている「細胞増殖因子」が細胞分裂のスイッチを押すことで、細胞の修復や、新陳代謝を促進するという説です。
しかし、プラセンタエキスを製造する過程において「細胞増殖因子」はバラバラになってしまうとも言われておりました。ではなぜ、プラセンタが実際に、細胞修復新陳代謝を促進することができるのでしょうか?

東京工科大学応用生物学部が米国の科学詰「Journal of Cosmetic Dermatology」に投稿した内容によると、プラセンタに含まれている「ヘパリン硫酸」が、プラセンタエキスの製造過程で「細胞増殖因子(FGF)」がバラバラになることを防ぐことが解明されました。
これはプラセンタに含まれる「細胞増殖因子」と他の成分が、複合的に働くことで、様々な薬理作用発揮するというエビデンス解明に近づく内容だと思います。 まだまだ未知の可能性があるプラセンタには、この先も新しい効果が解明される楽しみがあります。

厚生労働省が認めている薬理作用

① 免疫賦活作用
② 基礎代謝向上作用
③ 自律神経調整作用
④ 強肝・解毒作用
⑤ 抗炎症作用
⑥ 内分泌調整作用
⑦ 活性酸素除去作用
⑧ 血行促進・造血作用

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