更年期障害は女性だけではなく、男性の患者数も実は600万人以上もいるのはご存知でしたか?
若者や男性にも増えてきている更年期障害、様々な症状が出ますがよく知られているのは「更年期太り」ですね。
何か生活が変わったわけではないのに「服がきつくなった」「お腹周りやアゴのお肉が・・・」といった悩みをお持ちの方に向けて解説していきます。
更年期障害は一般的には閉経を挟んで前後5歳、閉経の平均が50歳頃なので45歳~55歳、この年代に体重が増えているのかどうかをグラフで表したものです。
出典:「国民健康・栄養調査 / 平成23年国民健康・栄養調査」
データによると40代、50代の女性の平均体重は30代女性の平均よりも多く、やはり更年期で太る傾向はありますね。
更年期障害の原因は、自律神経をつかさどる交感神経と副交感神経のアンバランスです。
交感神経と副交感神経、よく耳にする言葉だけど「よくわからない」「どっちがどんな働きをするんだっけ?」と思っている人も多いですね。
「交感神経」と「副交感神経」は、以下の違いがあります。
交感神経が活発に過ごす昼間、副交感神経が静かに過ごす夜、といったイメージです。
神経が興奮し、心身が活発な状態
心身がリラックスした状態
こうした相反する働きで、交感神経がアクセルでアクティブ、副交感神経がブレーキでリラックスと考えるとわかりやすいですね。
この2つの神経が以下の図のようにバランスをとっています。
「自律神経の乱れ」という言葉も耳にすると思いますが、これはシーソーのようにバランスをとっている交感神経と副交感神経がアンバランスになっている状態。
交感神経と副交感神経のバランスが乱れると太るだけではなく、以下のような症状も起こります。
交感神経と副交感神経の乱れが酷くなると「自律神経失調症」という病気にもなりますし、更年期障害の原因にもなります。
更年期障害については、代表髙橋が動画でもお伝えしております。
自律神経が乱れるという事は、前述したように交感神経と副交感神経の働きが悪い、アンバランスといった事が原因です。
具体例を見てみましょう
夜寝る前にスマートフォンを見ていたりしませんか?
ついつい、といった感じでベッドに入ってからも枕元にあるスマホを見ていると交感神経が刺激されて頭も冴えて眠れなくなってしまいます。
なかなか眠れなくなると朝も起きられなくなり、昼夜逆転する生活、朝がすっきりせず寝ても疲れが取れない、といった原因にもなるのです。
残業など忙しく仕事している人は食事が不規則になりがちですね。
私たちの体の器官は、規則的な生活をする事で役割を果たします。
栄養バランスが偏っている食事、食べたり食べなかったり、時間もまちまちな食事、こうした食生活を送り続けていると生体リズムも狂い、自律神経も乱れます。
人間関係の悩みや不安などの精神的なストレスからも自律神経が乱れます。
仕事をされている方であれば仕事上での様々な人間関係、主婦の方では子育てや介護、近所づきあい、ママ友といった付き合いからも知らず知らず疲れがたまってストレスになっているかもしれません。
今は仕事や家族との付き合いだけではなく、様々なSNSでのやり取りも増えていますね。
SNSを見ていると、他人の充実して羨ましく感じるような写真や出来事、時には自分だけが仲間外れにされていたり取り残されているかのような事実を知ったり、誹謗中傷などを目にする事も。
自分が知りたいと思わない情報まで入ってきたり、他人と比較して落ち込む事もあります。
また、「いいね」をされたりコメントを受けたら、自分も返さなくてはならない、遅れてはいけない、と一時もスマホを手放せなくなったり。
SNSも上手に使えば、日常にはなかったコミュニティがあったり、貴重な情報を知ったり、孤独感を解消出来て前向きになれたり、といった事もありますが、いずれにしても交感神経が刺激されるきっかけになります。
夕食を食べてから寝るまでに3時間はあけるようにする事で、交感神経を落ち着かせ、消化の準備時間にあてられます。
また、「トリプトファン」や「ビタミンB6」を多く含む食べ物は、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を作るための栄養素です。
トリプトファンを多く含む食べ物
ビタミンB6を多く含む食べ物
チーズや乳製品にはカルシウムも豊富で、イライラや骨粗しょう症にも。
これらの食べ物を積極的にとりながらバランス良く規則正しく決まった時間に。
12時に就寝する方であれば遅くとも9時までに夕食を済ませます。
朝にシャワーや、一人暮らしの方だとわざわざ湯舟にお湯をためて入るのも、とシャワーだけで済ます人も多いですね。
でも、夜にお風呂に浸かることで、副交感神経が優位になり心身がリラックスします。
熱いお湯では交感神経が活発になってしまいますから、少しぬるめの38~40度程度のお湯にゆっくりと浸かってから眠ると質の良い睡眠にもつながります。
好きな香りや見た目も綺麗な入浴剤で五感も刺激されるとさらに良いですね。
陽射しを浴びる事で、体内に幸せホルモンの「セロトニン」が活性化します。このセロトニンに自律神経を整える働きがあります。
十分な睡眠がとれていないと、寝起きが悪く、ギリギリまで寝ていて朝にカーテンをあける余裕すらない事も。
これでは体内時計のリセットも出来ず、一日中すっきりしなくなりますね。
朝起きたら、まずはカーテンをあけて日光を浴びたり換気をする。
これだけでも自律神経が整います。
冬場などで日の出よりも早く起きなくてはならない人であれば光で起きられる目覚まし時計もあります。
いずれにしても良質な睡眠をとり、朝起きてカーテンをあける習慣をつけていきましょう。
食事と睡眠、どちらも大切ですが、その根本的なところで深呼吸が大事です。
深呼吸は当プランエイジ代表の動画「たった一つ!これをするだけ」でもお伝えしていますが、道具も要らないし場所も選びません。
どんなに忙しくても10秒あれば出来ます。
3秒で息をすって、7秒かけてゆっくりはく
3回しても30秒ですね
深呼吸をする事でよく眠れたり、過食を押さえられたり、入浴効果も高められたり・・・
といった、今までお伝えした全てにわたって相乗効果がある事なのです。
この深呼吸でも自律神経が整い、幸せホルモン「セロトニン」の分泌量も増えます。
いいことづくし、ですね
更年期で太らないようにする事は、日々の生活習慣を見直す事。
深呼吸ひとつがきっかけになります。
大げさに考えなくても深呼吸なら出来ますね。
交感神経と副交感神経のバランスを整え、ストレスや更年期障害に立ち向かっていく力になります。
ぜひ、深呼吸を日々の生活に取り入れてほしいですが、更年期の重い症状の方はクリニックでのプラセンタ療法もあります。
お近くのクリニックで医師の診断を受ける事をお薦めいたします。
当プランエイジは、プラセンタ療法でクリニックで用いられているプラセンタ注射薬の卸営業や、医科専売品のサプリメントを取り扱っています。
交感神経と副交感神経のバランスを整える生活習慣とともに、お役に立てたら嬉しく思います。
年齢もプランニングしていく
体の不調や衰えを年齢のせいにしないでプランエイジしていきましょう。
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